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【白つつじの咲く初夏の川湯温泉】この時期だけのお花畑|弟子屈町

弟子屈町の周辺は、もとは火山の噴火によって出来たカルデラの大地。そんなこの地で、今ももくもくと噴煙を上げ続ける硫黄山は、いつ訪れても地球の鼓動を体感させてくれるパワースポット!

硫黄山のふもとには川湯温泉があり、古くから栄えてきた温泉街として知られています。本日は、ここ川湯温泉に広がる初夏の楽しみを、レポートでお届けします。

白つつじ

エゾイソツツジのお花畑

6月初めから7月初旬にかけてのこの時期、川湯温泉街から硫黄山までのおよそ100ヘクタールが、広大なお花畑へと華麗な変身を遂げます。
お花は、エゾイソツツジ。北海道の固有種です。

川湯温泉の白つつじ

このお花は道内各地の火山灰地や湿原などで見ることができますが、これほど広大な「お花畑」が広がるのはここならではの風景なのだそう。
それでは、硫黄山のふもとの美しいお花畑を早速歩いてみましょう。

川湯温泉の白つつじ

温泉街から始まるお花畑、「つつじヶ原」の入口がこちら。ここから2.3km先の硫黄山までをゆっくり歩ける美しい道です。

川湯温泉の白つつじ

最初は木立の中をゆっくり進みます。ゆっくり…なのは、足元の道が苔むしていて少し滑りやすいから。雨上がりには特に用心して進んでくださいね。
入口から800mほど歩くと、満開のエゾイソツツジに出会うことができます!

川湯温泉の白つつじ

川湯温泉の白つつじ

子どものこぶしくらいの大きさの「一輪」のお花ですが、顔を近づけてよく見ると、一つのお花ではなく、小さなお花が球状に集まって咲いているのが分かります。

川湯温泉の白つつじ

酸性の土壌や、冬の厳しい寒さにも耐えて可憐に咲く白つつじのお花たちは、小さくても力強さにあふれています。

馬車にゆられて、川湯温泉

さて、そんなエゾイソツツジの中を歩くのも心躍る時間ですが、この時期ならではの楽しみがもうひとつ!それがこちら、川湯の温泉街をゆっくりと散策する馬車に乗ることです。

川湯温泉の白つつじ

温泉街の中にある、「大鵬相撲記念館」前から運行されている白つつじ馬車。
この日は、15歳の「タケちゃんパワー」が馬車を引いて歩いてくれました。
優しい目をした、穏やかな性格の馬です。

川湯温泉の白つつじ

馬車はカポッカポッと独特のリズムを刻みながら、人が歩くようなスピードで温泉街を進んでいきます。湯けむりの中を進む馬車はとても風情があって、スタッフの方や乗り合わせた皆さんとの会話も、楽しみのひとつ。通年運行ではないのが残念ですが、うまく時期が合ったならぜひ体験してみてくださいね。

川湯温泉の白つつじ

馬車は途中での「乗降」が自由。主要なホテルの前はほとんど通りますから、ホテル前から乗ることも可能なんですよ。

散策のあとには甘いもの

さて、散策や馬車を楽しんだあとは、川湯温泉の街の中も少し歩いてみましょう。
木彫りの作品を扱うお店や、お土産屋さんもたくさんありますが、その紹介はまたの機会にゆずることにして、今日はオススメのおやつをひとつ、ご紹介しますね。

目指すおやつは、こちらのお店の中にあります。

川湯温泉の白つつじ

老舗のお菓子屋さん、風月堂です。
優しいご夫婦が切り盛りする温かな店内には、ご主人がひとつひとつ手作りしたさまざまな和洋菓子がずらりと並んでいます。
中にはこんな可愛らしいケーキも…。

川湯温泉の白つつじ

地場産の素材を使って丁寧に作られたお菓子は、どれもとても優しい味わいのものばかり。
そんな中、本日のお目当てはこちら。

川湯温泉の白つつじ

食べる時にちょっと困ってしまうくらい可愛い、こぐまもなかです。
でも、可愛いだけではありません。ご主人が3日がかりで炊き上げる小豆餡は、粒が立ってぴかぴかと美しく、とても味わい深い逸品なのです。

川湯温泉の白つつじ

ダイナミックな自然の鼓動とともに、情緒ある温泉街の散歩も楽しめる川湯温泉。
季節が違ってもまたステキな出会いが待っていますから、宿に荷物をおいて、ゆっくり散策できる時間も、ぜひプランに入れてみてくださいね。

つつじヶ原
北海道川上郡弟子屈町川湯温泉
アクセス:JR川湯温泉駅より車で5分
お問合せ:摩周湖観光協会 015-482-2200
http://www.masyuko.or.jp
菓子司 風月堂
北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2丁目1-3
8:00~20:30(秋・冬は、18:00まで) 無休
TEL 015-483-2436

※白つつじ馬車の運行は、2016年7月10日まで。なお、秋の紅葉シーズンにも馬車の運行が計画されていますので、チェックしてみてくださいね。

Author:木名瀬佐奈枝

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