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【新緑とお花の美しい森さんぽ】ガイドと歩く屈斜路湖畔の森|弟子屈町

屈斜路湖の森あるき

大自然の広がる道東・弟子屈町。カルデラの大地が織り成すダイナミックな風景は、多くの人を惹き付けてやみません。
そんな弟子屈町には、二つの大きな湖があります。
一つは霧で有名な「摩周湖」。そしてもう一つは、日本一大きなカルデラ湖でもある「屈斜路湖」です。

本日は、新緑の季節を迎えた屈斜路湖のほとりの、ステキなガイドウォークの魅力をお伝えいたします。

湖に突き出た小さな森、和琴半島

屈斜路湖森歩き

今回ご紹介する場所は、屈斜路湖に突き出た小さな森がとても美しい、「和琴(わこと)半島」。ひょうたんの上半分を切り取って湖にくっつけたような…そんな可愛らしい形をしています。

屈斜路湖森歩き

半島には、一周2.4kmの探勝路が整備されています。
道迷いの心配もなく、誰でも歩けるこの道ですが、今回は地元で自然ガイドをされている二足歩行の藤原仁さんにガイドをお願いしました。

屈斜路湖森歩き

探勝路のスタート地点から一歩森へ踏み出すと、新緑の淡いグリーンが一斉に目に飛び込んできます。

屈斜路湖森歩き

木々から漏れる優しい光が、森のシャワーのように感じます。

足元の自然に目を向けながら…

さて、今回の散策にわざわざガイドさんをお願いしたのは、この場所にひっそりと息づく小さな自然にもちゃんと目を向けられるように…という思いからでした。

散策路が始まってすぐに、私たちを出迎えてくれたのがヤマブキショウマのお花です。
教えてもらわなければ見過ごしてしまいそうな、小さなお花です。

屈斜路湖森歩き

こちらは、ヒトリシズカ。可憐なたたずまいで、何とも品があって美しいお花ですね。

屈斜路湖森歩き

また、お花は咲いていなかったのですが、可愛くて印象深い植物がこちら。

屈斜路湖森歩き

ミミコウモリです。
その名の通り、耳の形をしたコウモリが群れているところを、思わず想像してしまうような愛らしい形です。夏から秋にかけては白いお花が咲くそうで、それも見てみたいですね。

屈斜路湖森歩き

大きな葉っぱと凛とした姿が印象的なクルマバツクバネソウは、本州では高山でしか見ることのできない貴重なお花ですが、ここでは普通に見ることができます。

このほか、たくさん咲いていたコンロンソウや、ツマトリソウ、筆リンドウなど、たくさんの小さな野の花たちに出会うことができました。いずれも、教えていただかなければ気がつかずに通り過ぎてしまうようなお花ばかり。小さな野の花の美しさに開眼させられたガイドウォークでした。

大地の息吹を感じるオヤコツ地獄

さて、和琴半島は一周2.4kmですが、半島の突端にはちょっと珍しいステキな場所があるんです。
それがこちら、「オヤコツ地獄」!

屈斜路湖森歩き

シューシューと、湖の波打ち際から噴気が上がっている様子を上から見ることができるんです。恐ろしげな名前ですが、大丈夫!明るくて見晴らしもよく、その昔、この地が火山であったことの名残を体感できるパワースポットです。

オヤコツ地獄の前にはベンチもあって、湖の大パノラマを眺めながらティータイム。

屈斜路湖森歩き

ガイドの藤原さんが淹れてくださった美味しいコーヒーと、川湯温泉の銘菓「エゾイソツツジ」をいただきながら、ゆったり流れる「和琴時間」を楽しみました。

屈斜路湖森歩き

2.4kmの道のりは、途中に少しアップダウンはありますが、気持ちのいい森の中を、湖を眺めながら1時間半以上かけてゆっくりゆっくり歩きますので、ふだん全く山歩きなどしない方でも心配はいりません。
何より、丁寧な解説をお聞きしながら歩く森は新鮮な驚きに満ちていて、時間があっという間に過ぎていきました。

和琴半島の名物もお忘れなく!

今回、ガイドさんにご案内いただいた和琴半島ですが、探勝路の散策が終わった後にぜひ立ち寄ってほしいところを併せてご紹介しますね。

一つ目は、和琴半島にオープンしたばかりの「和琴フィールドハウス」。

屈斜路湖森歩き

中には和琴半島の動植物が写真つきで展示されているほか、最新情報の提供もしています。

そしてもうひとつがこちら。

屈斜路湖森歩き

無料で入れる露天風呂です。
昼間に入浴するのはちょっぴり勇気がいりますが、かけ流しの天然温泉は野性味たっぷりで、早朝や夜には地元の方がたくさん入浴されています。
全身入浴はちょっと・・・という方は、ぜひ足だけでも浸してみてくださいね。

それから最後に、和琴に来たら必ず立ち寄ってほしいのが、こちら!

屈斜路湖森歩き

和琴半島の駐車場に面したお土産屋さん、みやざき商店です。
ひとつひとつ、注文ごとに揚げてくれるイモダンゴは、熱々で絶品!森歩きで疲れた身体にもぴったりのおやつですよ。

屈斜路湖森歩き

ステキな魅力にあふれた和琴半島はいつの季節も楽しめますが、ガイドの藤原さんによると、オススメは5月~6月のお花の時期と、秋の紅葉時期とのこと。

ぜひ時間を作って、小さな森の時間を楽しみにお出かけくださいね。

屈斜路湖森歩き

自然ガイド:二足歩行
http://www.nisoku.com
TEL 090-2075-9764
和琴半島
北海道川上郡弟子屈町屈斜路
アクセス:JR摩周駅より車で25分
お問合せ:道の駅観光案内デスク 015-482-2500

Author:木名瀬佐奈枝

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