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【北海道立北方民族博物館】北方民族の「デザイン」の魅力に触れる旅|網走市

北方民族博物館イメージ

北方民族の文化を専門的に紹介している日本で唯一の博物館「北海道立北方民族博物館」。

衣食住などに関する約900点もの展示資料のなかには、伝統的な民族衣装や装飾品、工芸品など北方民族のデザイン性の高さやセンスが伺える展示物が多くあります。

博物館の楽しみ方は十人十色で、歴史や文化に触れたり研究のために訪れる人など色々な目的や楽しみ方がありますよね。

そんな楽しみ方の中から今回は、民族衣装や伝統工芸品などの魅力的な「デザイン」に焦点をあててご紹介していきます。

デザイン性や機能性が高い衣服に驚き!

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北方地域のイメージを演出した通路を通り抜けると、ショーウインドウに陳列された北方民族の衣装や機能的な衣服の空間が目の前に広がります。

限られた素材で北方の寒さに対応してきた衣服は、機能性だけではなくデザイン性にも優れ、その魅力的な色彩に引き込まれていきます。

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左:少数民族ナーナイ族の花嫁衣装 右:北海道アイヌの男性用衣装

「衣を通してみる民族の広がり」のスペースでは、それぞれの民族の伝統的な絵柄やデザインを比べて見ることで色々な発見ができます。

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現代でも年代を問わずに人気があるエスニック柄、この展示で注目したいのはその装飾の細かさ。

最近ではハンドメイドが見直され、大量生産されたものではなくオリジナリティーを好む人も多いなかで、伝統的なデザインにとても新鮮さを感じます。

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ビーズや刺繍使いの細かさには目を見張るものがあり、「衣を通してみる民族の広がり」のスペースには、腸製衣や魚皮衣、樹皮衣といったそれぞれの素材が持つ特徴を活かした衣類も展示され、自然から得られるものをムダなく効率的に使っていることにも驚きです。

シャマン(巫師・祈祷師)の世界にもアートがいっぱい!

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神霊や精霊と接触することができる「シャマン」と呼ばれる巫師・祈祷師の世界にも、魅力的なデザインが溢れています。

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シャマンが使用するまじない具や太鼓、神霊や精霊と接触する際に使われる儀式用の道具ですが、少し視点を変えて見ると、そこにもアートな世界が広がります。

日常生活で使用する工芸品にも注目!

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「工芸品」という言葉を調べてまとめると、「実用性を重視した機能性とデザイン的な美しさを持ち合わせた工作物」を指すようです。

博物館では「現代に生きる工芸」として、今でも作られている工芸品を展示しています。

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右上:トナカイの角製スプーン

展示されている「工芸品」は、その名の通り日常生活には欠かせない道具や小物といったもので、ビーズや毛皮を使ったスリッパや白樺樹皮製の容器、トナカイの角製スプーンなど、そのデザイン性と技術の高さに魅了されます。

体験コーナーで楽しもう!

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資料提供元:北海道立北方民族博物館

「北海道立北方民族博物館」では、動物の毛皮を触ったり、土器の模様を間近で観察したり、楽器を演奏したり、馬の鞍に乗ってみたり、北方民族について学ぶことができる「体験コーナー」を設けています。

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ステキな民族衣装を見た後に「実際に着てみたい!」という方には、「北方民族の衣服を着て見よう」のコーナーがあるので、博物館を訪れた記念に着用してみるのもおすすめです。

体験できる内容は時期によって異なる場合がありますので、ご不明な点は博物館へお問い合わせください。

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資料提供元:北海道立北方民族博物館

「ものづくり」の体験コーナーでは、可愛らしい小物をつくる各種コースが用意されています。
※団体のお客様の場合は事前予約が必要ですが、個人のお客様の場合は予約不要です。

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小さな可愛らしい「モカシンづくり」やアルファベット、数字、各種文様などを刻印できる「革製ストラップ」は、オリジナルなおみやげにもなりそうですね。

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右上:シャマンの仮面 右下:牙製女性像

今回は北方民族の民族衣装や伝統工芸品を中心にほんの一部をご紹介しましたが、「北海道立北方民族博物館」で学べることや体験できることはまだまだあります。

小中学生向けの各種講習会も行われ、過去には「モンゴルの蒸し餃子ボーズづくり」や「ステンシルで北方デザインのバッグづくり」など楽しいイベントが開催されています。
※講習会やイベント情報は博物館HP又はFacebookにてご確認ください。

オホーツク文化やアイヌ文化を含む北方民族の世界を、国内唯一の博物館で何か新しい発見をしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

北海道立北方民族博物館
U R L:http://hoppohm.org/index2.htm
Facebook:https://www.facebook.com/HoppohmMuseum/
住所:〒093-0042 北海道網走市字潮見309-1
電話番号:0152-45-3888
常設展示観覧料:一般550円(440円)、高校生/大学生200円(160円)、小中学生/65歳以上無料
※( )内は10名以上の団体料金
営業時間: 7月~ 9月9:00 ~ 17:00 10月~ 6月9:30 ~ 16:30
休 館 日: 7月~ 9月、2月→休館日なし
10月~ 6月→月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)年末年始 他臨時休館
アクセス方法
◆車を利用する場合
女満別空港から約20分
 タクシー料金目安:(夏)約4,390円(冬)約5,270円
JR網走駅から約10分
 タクシー料金目安:(夏)約1,510円(冬)約1,830円
◆バスを利用する場合
網走バスターミナル(網走駅経由)発着の観光名所を巡回するバス「観光施設めぐりバス」を利用
所要時間:網走駅から約15分
料金:1dayパス 大人800円 小人400円
乗車券発売所:網走バスターミナル、網走市観光協会、網走駅観光案内所、東横イン網走駅前
ホテルルートイン網走駅前、女満別空港内観光案内所
お問い合わせ:0152-43-4101
注)夏季、冬季によって運行時間、便数が異なるため事前に確認してください。
観光施設めぐりバス
http://www.abakanko.jp/news/event/kankoushisetsumeguribus.html

Author:Fumie Sato

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